COLUMN
ホームページの電話番号を、スマホでタップしてかけられるようにする方法|自分で確かめることと、作った人に頼むこと
スマホでお店のホームページを開いて、電話番号を押してみたら、何も起きなかった。お客さんも、同じところで困っているかもしれません。そんな方のための記事です。
やることは2つです。まず、自分のスマホで確かめる。押してもかからなければ、作った人に頼む。頼むときの言葉と、頼む内容を、順に書きました。公式の説明で確かめられることには出典を付け、それ以外は「私の考え」と分けています。
この記事は、電話番号を押してかけられるようにすると、電話や問い合わせが増える、と約束するものではありません。
先に結論
① まず、自分のスマホで確かめる
機械で調べる必要はありません。お客さんと同じように、スマホでお店のホームページを開いて、電話番号を押してみます。
私の考え
次の5つを、トップページと、料金・メニュー・アクセスなど、お客さんが必ず見るページで試してください。「押す」は、指で画面を軽く押すこと(タップ)です。
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押すと、電話の画面に変わるか
番号を指で押します。電話をかける画面に変われば、仕組みはできています。何も起きなければ、ただの文字か画像です。
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電話の画面に出た番号が、お店の正しい番号か
古い番号、前のお店の番号、ほかの支店の番号になっていないかを見ます。自分のお店の番号なら、そのままかかるとお店の電話が鳴ることがあります。確かめたら、すぐ切るか、やめるボタンを押します。
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番号が、画像ではなく文字になっているか
番号を指で長く押してみます。文字なら選べます。選べなくて、指で広げるとぼやけるなら、画像です。画像は押してもかかりません。
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上のほうにあり、どのページでも見つかるか
トップページを開いた最初の画面と、料金・メニュー・アクセスなどのページで、番号を探します。探し回るようなら、お客さんも困ります。
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指で押せる大きさか
親指で1回で押せるか、すぐ隣のリンクを押してしまわないかを見ます。小さな文字の番号だけだと、押しにくくなります。
押せる大きさについては、デジタル庁のガイドブックに、画面に表示されるボタンやリンクは基本的に指でタップするため、タップできる大きさに調整する必要がある、とあります。[出典2]具体的な大きさの数字は、このガイドブックには書かれていません。そのため、この記事も数字は書きません。親指で1回で押せるか、という見方で十分だと私は考えています。
押せない番号と、押せる番号
押してもかからない
押すとかかる
電話マークだけでなく、文字でも「電話をかける」と分かるようにします。発信前の画面は、機種やブラウザによって異なります。
② なぜ、押してかけられたほうがいいのか
Googleは、スマートフォンからアクセスした人の使いやすさが優れたものになるように、モバイル フレンドリー(スマホで見やすい)なウェブサイトを用意することを勧めています。[出典3]公式の説明で言えるのは、ここまでです。
電話番号を押してかけられるようにすると、電話が増える、という説明は、この記事で使った公式のページには書かれていません。
私の考え
スマホでお店を探している人は、番号を覚えたり書き写したりして、電話の画面に打ち直すのが面倒で、そこでやめる人もいると私は考えています。押すだけでかけられれば、その手間が1つ減ります。ただ、減った手間が電話の数になるかは、お店によって違うはずです。約束はできません。
ほかにも、フォームの送り方など、問い合わせにつながる入口の確かめ方は、問い合わせが来ないときの見直しどころにまとめています。
③ 作った人に頼むこと
電話番号を押してかけられるようにするのは、番号の文字に「リンク」(押すと別のところへ移る文字)を付ける作業です。リンクの行き先の頭を「tel:(テル)」にすると、電話番号として扱われます。MDN(ホームページの作り方をまとめた、技術者向けの公開文書)には、リンクの行き先に「電話番号を示す tel: URL」を使える、とあります。[出典1]作った人には、「電話番号を、tel: のリンクにしてください」と言えば伝わります。
作った人から返ってくるとき、こんな形になっているのが目安です(番号は見本で、◯と X のところに、お店の本当の番号が入ります)。MDN の例と同じ作りです。[出典1]
<a href="tel:075XXXXXXX">075-◯◯◯-◯◯◯◯</a>
私の考え
この中の、前の「075-◯◯◯-◯◯◯◯」はお客さんに見える文字で、後ろの「tel:」の続きは、押したときにかかる番号です。実際には、どちらにもお店の本当の番号が入ります。この2つが同じ番号かを、見てもらってください。前だけ新しい番号に直して、かかる番号が古いままだった、ということが起こりえます。
頼むこと(5つ)
私の考え
次の5つを、まとめて頼んでみてください。ホームページを作ったあとで、頼める範囲は契約によって違います。先に、頼めるかを聞きます。
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電話番号を、押すとかかるリンクにしてください
番号は文字のままにして、押すと電話をかける画面に変わるようにしてもらいます。画像の番号は、文字に替えてもらいます。
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どのページも、同じ番号を、同じ書き方にしてください
上の帯・本文・いちばん下・お問い合わせのページで、番号とハイフンの有無、全角と半角をそろえてもらいます。書き方がばらばらだと、古い番号が残っていても気づきにくくなります。
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電話を受け付ける時間を、番号のそばに置いてください
「平日10:00〜19:00」などの時間と、定休日を、番号の近くに置いてもらいます。時間外にかけて、つながらないままになるのを減らすためです。
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指で押せる大きさにしてください
番号の文字だけでなく、まわりの余白も押せるボタンの形にしてもらいます。ボタンの文字は「こちら」ではなく、「電話をかける」と番号が分かる言葉にします。
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上の画面と、すべてのページに、電話のボタンを置いてください
スマホの最初の画面で電話が見えるか、ページを下まで読んだあとも、電話にすぐ戻れるかを、確かめてもらいます。
デジタル庁のガイドブックには、リンクがどこへのリンクなのか、単体で、または前後の文脈から簡単に理解できるようにしてください、ともあります。[出典2]「こちら」だけのボタンより、「電話をかける」と書いてあるほうが、これに合います(私の考えです)。
番号の画像を、そのまま残すなら、デジタル庁のガイドブックには、画像が指し示している情報を代替テキストとして付けること、文字のイメージを表現している場合は同じ文字を記述すること、とあります。[出典2]ただ、画像のままでは押してかけられないので、文字にしてもらうのがよいと私は考えています。
押された回数を数えたいときは、ホームページからの電話・問い合わせの数え方にまとめています。この記事では、数え方には入りません。
④ パソコンで見る人のこと
MDN には、tel: のリンクは端末の能力によって様々な動作をする、とあります。携帯電話ではその番号に自動ダイヤルします。多くのオペレーティングシステム(パソコンやスマホを動かす基本のソフト)には、Skype や FaceTime のように電話をかけるプログラムがある、ともあります。[出典1]パソコンで押したときに何が起きるかは、そのパソコンに入っているものしだいです。
私の考え
パソコンで見る人は、画面の番号を見て、手元の電話やスマホで打ち直すことが多いと思います。だから、番号は、数字が文字で見える形で置いてください。電話の絵のボタンだけで、数字が書かれていないと、パソコンで見た人は、何も起きないまま、かける先も分かりません。パソコンで押して何も起きなくても、故障とは限りません。
⑤ Googleマップの電話ボタンは、別の設定
Googleマップに出るお店の情報にも、電話のボタンがあります。ホームページの電話番号とは、別の設定です。Googleのヘルプには、お店の情報の「通話数」は、ビジネス プロフィールの通話ボタンがクリックされた回数で、この指標をトラッキングするには、電話番号を追加してください、とあります。[出典4]
電話番号は、ビジネスのメインの電話番号に加えて、最大 2 件入力でき、携帯電話番号または固定電話番号を指定できます。FAX 番号は指定できません。電話番号を非表示にすることもできます。[出典5]
私の考え
ホームページの番号と、マップに載せた番号が同じ番号かを見てください。違うと、お客さんは、どちらが正しいのか迷います。番号を変えたときは、ホームページとマップの両方を直します。
マップにお店を載せる方法は、Googleマップにお店を載せる方法に、電話ボタンが押された回数の見方は、マップで見られた回数・電話の数を見る方法にまとめています。
約束できないこと
電話番号を押してかけられるようにするのは、スマホで見る人の手間を減らすための直しです。電話が増える、問い合わせが増える、とは約束できません。
私の考え
電話のボタンを押された回数と、実際に電話がつながった数は、同じとは限りません。押しても、すぐ切る人もいるかもしれません。まず、お客さんが押せないで困っていないか、という入口の確認として、この記事を使ってください。
電話のほかの入口として、お問い合わせフォームに聞く項目をどう決めるかは、お問い合わせフォームの項目は、少ないほうがいい?にまとめています。
ホームページが古いと感じたときに、ほかに直すところは、ホームページが古いと感じたら最初に直すところにまとめています。
私(やましなWeb)がしていること
手厚めプランの月額には、次のものが含まれています。
- スマホ対応・表示速度・構造化データ対応
今のホームページの電話番号が押せるかどうかは、ご相談のときに、画面を見ながら一緒に確かめます。料金は料金プランにまとめています。
よくある質問
- 電話番号を画像で載せています。文字に替えるだけでいいですか?
- 文字に替えたうえで、押すとかかるリンクにしてもらうのがよいと私は考えています。文字なら、選んでコピーもできます。デジタル庁のガイドブックには、画像が指し示している情報を代替テキスト(画像の代わりになる文字)として付けること、文字のイメージを表現している場合は同じ文字を記述すること、とあります。ただ、画像に同じ文字を付けただけでは、押してかけることはできません。
- 押すと、すぐに電話がかかってしまいませんか?
- MDN には、tel: のリンクは端末の能力によって様々な動作をし、携帯電話ではその番号に自動ダイヤルする、とあります。機種や設定によっては、かける前に確認の画面が出ることもあると私は見ていますが、公式の説明では確かめていません。自分のお店の番号で試すときは、お店の電話が鳴るかもしれないので、画面が変わったら、すぐ切るか、やめるボタンを押してください。
- パソコンで番号を押しても、何も起きません。壊れていますか?
- 壊れているとは限りません。MDN には、tel: のリンクは端末の能力によって様々な動作をし、多くのオペレーティングシステムには、Skype や FaceTime のように電話をかけるプログラムがある、とあります。パソコンで何が起きるかは、そのパソコンに入っているものしだいです。パソコンで見る人のために、番号は文字でも読めるようにしておくのがよいと私は考えています。
- 押せるようにすると、電話は増えますか?
- 増える、とは言えません。この記事で使った公式の説明には、電話や問い合わせが増えるという話は書かれていません。押す手間が一つ減る、という直しです。電話が増えるかどうかは、お店や、ホームページを見る人によって違うので、約束はできません。この記事は、電話が増えることを約束するものではありません。
- 電話番号が押された回数は分かりますか?
- 最初から分かるとは限りません。Googleアナリティクスの拡張計測機能が、電話番号のリンクのタップを数えるかどうかは、Googleのヘルプには書かれていません。数えたいときは、作った人に、数える設定ができるか聞いてください。また、押された回数と、実際につながった電話の数は、同じとは限りません。
電話番号が押せるか分からない、作った人に何をどう頼めばいいか分からない。そんなときは、画面を見ながらお話しします。ご相談は無料です。
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時間外・土日にいただいたお問い合わせは、翌営業日にご連絡します。
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