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ホームページ制作を値段だけで選ぶと困ること|契約の前に確かめる項目

公開日 / 国やGoogleの説明を確認した日

ホームページ制作、頼む前の選び方。料金・契約・公開後の更新を確かめる書類とパソコンの水彩イラスト

ホームページの見積もりを何社か取ると、金額が大きく違って迷うことがあります。安いほうに決めたくなるのは自然なことです。

ただ、ホームページは作ったあとも毎月お金がかかり、やめるときにも決まりがあります。この記事では、山科の個人店・小さな会社の方が、安さだけで決めてあとから困らないように、契約の前に確かめておきたい項目を並べました。国やGoogleの説明で確かめられたことには、出典を付けています。

結論:金額より先に「やめるとき」と「月額の中身」を確かめる

  • 見積もりは、最初のお金+月額×続ける月数+別料金の総額で比べます。
  • やめたときに、お店のアドレスとホームページがどうなるかを、契約の前に書面で確かめます。
  • リース契約は途中でやめられません。契約の相手と総額を必ず確かめます。
  • 安いこと自体は悪くありません。下の9項目に、はっきり答えてもらえるかで比べてください。

そもそも、インスタとGoogleマップだけで足りるのか、ホームページが要るのかを迷うときは、インスタグラムだけで足りる?ホームページとの使い分けにまとめています。

値段だけで選んで、あとから困りやすい場面

見積もりの金額には出てこないのに、あとから効いてくることがあります。よくあるのは次のような場面です。

やめたら、名刺に刷ったアドレスが使えなくなった

お店の名前のアドレス(ドメイン)は、「インターネット上の住所」のようなものです。その登録者が制作会社になっていると、やめたあとに同じアドレスを使い続けるには、名義を移す手続きが必要になります。[出典1][出典3]

名刺から地球マークのアドレスの札へ、そこからお店のホームページを表示したノートパソコンへ、右向きの矢印でつながっている
名刺アドレス
(ドメイン)
ホームページ
アドレスの登録者が誰か、契約の前に確かめます。

やめたら、ホームページが丸ごと見られなくなった

月額制のホームページは、やめるとその日から見られなくなることがあります。文章や写真のデータをもらえるかどうかも、業者によって違います。決め方は業者ごとなので、契約書で確かめるしかありません。

「直してください」と頼むたびに、別料金がかかった

月額が安くても、営業時間の変更や写真の差し替えのたびに料金がかかると、1年で見ると高くつくことがあります。

何年も途中でやめられない契約だった

ホームページを「リース契約」で結ぶと、途中でやめることはできません。国(経済産業省・中小企業庁)も、ちらしで注意を呼びかけています。[出典4]

作ってもらった写真を、チラシに使えなかった

木の机に印刷した写真を広げ、手に取って選んでいる様子
写真をチラシやSNSにも使いたいときは、使える範囲を契約前に確認します。

お金を払って作ってもらっても、写真や文章の権利(著作権)は、作った側にあるのが原則です。使いたい範囲を契約で決めておかないと、あとで困ります。[出典7]

ネットで見つけた写真やフリー素材を、自分で使いたいときに確かめることは、ネットの画像・フリー素材を使うときに確かめることにまとめています。

同じお店の写真をホームページ、紙のチラシ、SNSの投稿に配置した3つの利用場面の水彩イラスト
ホームページチラシSNS

ホームページだけでなく、チラシやSNSでも写真や文章を使いたい場合は、その範囲を契約前に確認しておきましょう。

すでにホームページがあり、問い合わせが来ないために作り直しを考えているときは、その前に見直せるところを、ホームページから問い合わせが来ないときに見直すところ|見つかる・来る・連絡できる・伝わる・数えられる、の順に確かめるにまとめています。

ホームページが古く見えて作り直しを考えているときは、その前に、お店の情報・お知らせ・スマホでの見え方など、直す順番を、ホームページが古いと感じたら、最初に直すところ|作り直す前に、お店の情報・日付・スマホでの見え方・写真・連絡の入口を順に見直すにまとめています。

すでにあるホームページに「保護されていない通信」と出ていて、サーバー・鍵マーク(SSL)の費用や、直してもらう相手を確かめたいときは、ホームページに「保護されていない通信」と出たときにまとめています。

契約の前に確かめる9つの項目

二人で契約書を持ち、指で示した項目を確認している手元
分からない条件は、その項目を示して確認し、答えを書面でもらいます。

見積もりのときに、そのまま聞けるように「聞くこと」を添えています。答えは、口頭ではなく書面でもらっておくと安心です。

  1. 1 お店の名前のアドレス(ドメイン)は、誰の名義か

    困ること 制作会社の名義のままだと、やめるときに同じアドレスを使い続けられないことがあります。名刺やチラシに刷ったアドレスが使えなくなります。 [出典1] [出典2] [出典3]

    聞くこと アドレスの登録者は、私(お店)の名前になりますか? やめたあとも、そのアドレスを使い続けられますか?

  2. 2 やめたら、ホームページとデータはどうなるか

    困ること やめた日に見られなくなるのか、データをもらえるのか、もらえるならお金がかかるのか。ここが分からないまま始めると、やめたいときに動けません。

    聞くこと やめたら、ホームページはいつ見られなくなりますか? 文章や写真のデータはもらえますか?

  3. 3 月額に、何が含まれているか

    困ること 「月々◯円」の中に、文章や写真の差し替えが入っていないことがあります。直してもらうたびに別料金になると、安いつもりが高くつきます。

    聞くこと 月に何回まで直してもらえますか? 写真の差し替えや、使い方の質問への回答も含まれますか? 頼んでから何日で直りますか?

  4. 4 最低契約期間と、途中でやめるときのお金

    困ること 「◯年間はやめられない」「途中でやめたら残りの月数分を払う」という決まりがあると、合わなかったときに困ります。

    聞くこと 最低何か月(何年)の契約ですか? 途中でやめたら、いくら払いますか?

  5. 5 サーバー・鍵マーク(SSL)・保守の費用

    困ること ホームページを置いておく場所(サーバー)や、アドレスの鍵マーク(SSL)、壊れないように見守る作業(保守)が、月額とは別に請求されることがあります。

    聞くこと サーバー代・鍵マーク(SSL)・保守の費用は、月額に入っていますか? 別なら、年にいくらですか?

  6. 6 作ったあと、自分で直せるか

    困ること 営業時間やお休みを少し変えたいだけでも、毎回頼むしかない作りだと、手間もお金もかかります。反対に、自分で直せても難しすぎると結局使いません。

    聞くこと 自分で直せるところはありますか? どこまで直せて、どこからは頼む必要がありますか?

  7. 7 リース契約になっていないか

    困ること ホームページのリース契約は、あとから途中でやめられず、お店としての契約なので原則クーリング・オフも使えない、と国(経済産業省・中小企業庁)が注意を呼びかけています。 [出典4] [出典5]

    聞くこと 契約の相手は、あなたの会社ですか? それともリース会社ですか? 総額でいくら、何年の契約ですか?

  8. 8 スマホ対応と、検索対策(SEO)で何をするか

    困ること 「検索対策込み」と書いてあっても、中身は業者によってまちまちです。「検索の順番を保証します」と言う業者には注意するよう、Google自身が呼びかけています。 [出典6]

    聞くこと スマホで見やすい作りになりますか? 検索対策では、具体的に何をしてくれますか?

  9. 9 写真や文章の権利(著作権)

    困ること お金を払って作ってもらっても、写真や文章の権利は、作った側に残るのが原則です。やめたあとにチラシや別のホームページで使えない、ということが起こりえます。 [出典7] [出典8]

    聞くこと 作ってもらった写真・文章・ロゴは、やめたあとも使えますか? 契約書にそう書いてありますか?

8つめの検索対策について、できあがったホームページが検索に出ているかを自分で確かめる方法と、出てこないときに作った人に聞くことは、ホームページが検索に出てこないときに確かめること|お店で自分でできる確認と、作った人に聞くことにまとめています。

リース契約について、国が注意を呼びかけていること

帯に南京錠がかかった厚い契約ファイルと、壁に12か月分のカレンダー
リース契約は、途中でやめることができません。何年も縛られる契約です。

経済産業省・中小企業庁は「ホームページソフトなどのリース契約はしっかり考えてから!」というちらしで、次のように説明しています。[出典4]

  • お店(個人事業者を含む)どうしの契約には、クーリング・オフが適用されません。
  • リース契約をしたあとは、途中でやめることができません。
  • リース期間が終わっても、持ち主はリース会社のままです。
  • 「売上げが上がります」「作ったあとの更新もやります」と勧められても、売上げが増えないことや、更新を頼んでも「そういう契約はしていない」と言われることがあります。
  • 「今のリースはこちらで解約しておきます」と言われても、契約の当事者でない人は勝手に解約できません。

ちらしは、何社かから見積もりを取り、契約の内容・月々と総額の料金・期間をしっかり確かめてから契約するよう勧めています。

なお、お店の名前で結んだ契約でも、実際には家で使うためのものだった場合や、お店をほとんど営んでいない場合などは、法律(特定商取引法)が当てはまる可能性があると、消費者庁は事例の中で説明しています。[出典5]

Googleマップで見つけてもらいやすくする「MEO対策」の契約で迷ったときに、営業の電話で確かめることと、契約してしまったあとの考え方は、MEO対策とは? 業者に頼む前にお店でできることと、営業電話で確かめることにまとめています。

見積もりを並べて比べる表

書類とノートを広げ、電卓で金額を確かめる手元
見積もりは、最初の金額だけでなく、月額や別料金も同じ項目で比べます。

何社かの見積もりを取ったら、この表の空いているところを埋めてみてください。埋まらないところが、聞くべきところです。

見積もりを比べるための表(書き込み用)
確かめること 見積もり1 見積もり2 見積もり3
最初にかかるお金
月額
月額に含まれない費用(直し・サーバー・鍵マークなど)
総額(最初のお金+月額×続ける月数+別料金)
お店の名前のアドレス(ドメイン)は、誰の名義か
やめたら、ホームページとデータはどうなるか
月額に、何が含まれているか
最低契約期間と、途中でやめるときのお金
サーバー・鍵マーク(SSL)・保守の費用
作ったあと、自分で直せるか
リース契約になっていないか
スマホ対応と、検索対策(SEO)で何をするか
写真や文章の権利(著作権)

やましなWebに見積もりを頼んだ場合に、お問い合わせから見積もり・契約・公開までどう進むかは、ご依頼から公開・運用までの流れにまとめています。

同じ項目で、私(やましなWeb)の条件も書いておきます

ほかの業者に確かめてほしいことを並べた以上、私の条件も同じ項目で書いておきます。都合のよいところだけではなく、合わない方がいる条件も含めています。

やましなWebの契約条件(記事の項目に合わせたもの)
確かめること スタータープラン 手厚めプラン
アドレス(ドメイン)の名義 お客様の名義(契約を終えたあとも、そのアドレスを使い続けられます) (左と同じ)
やめたときのホームページとデータ ご解約時に制作したホームページのデータはお渡ししていません。改めてホームページが必要になった際は、新たに制作をご依頼いただくことになります。 (左と同じ)
月額に含む直し 年1回までの内容更新 文章・写真の差し替え 月5回まで(依頼から3営業日以内に対応)
最低契約期間・途中でやめるときのお金 最低契約期間はありません。いつでもご解約いただけます。解約手数料もいただきません。 (左と同じ)
サーバー・鍵マーク(SSL) ドメイン・サーバー費込み サーバー・ドメイン・SSL込み(ドメインはお客様名義)
リース契約か リース会社は入りません。ご契約・お見積り・ご請求はすべて私が直接お受けします。 (左と同じ)
スマホ対応・検索対策 (プランの内容に書いていません。ご相談ください) スマホ対応・表示速度・構造化データ対応/地域名で探されるための基本設計(ローカルSEO)

やめたときのデータについて

最低契約期間はありません。いつでもご解約いただけます。解約手数料もいただきません。

なお、ご解約時に制作したホームページのデータはお渡ししていません。改めてホームページが必要になった際は、新たに制作をご依頼いただくことになります。

つまり、私の契約は「いつでもやめられる」代わりに、「やめたあとに同じホームページを使い続けることはできない」契約です。やめたあとも同じホームページを手元に残したい方には、合わないかもしれません。

月額に含まないものは、ページ追加・撮影・ロゴ制作・広告運用・記事代筆・Googleマップの運用代行(手厚めプランに含まれる投稿を除く)です。いずれも別途お見積りします。表にない項目(作ったあと自分で直せるか、写真や文章の権利)は、お見積りの際にご質問ください。検索での順番をお約束することはできません。料金の詳しい内容は料金プランをご覧ください。

このうちGoogleマップの作業について、プランの月額に含むものと追加料金になるものの区別は、Googleマップの投稿・運用のお手伝いにまとめています。

よくある質問

安いホームページ制作は、やめたほうがいいですか?
いいえ、安いこと自体は悪くありません。困るのは、安い理由や、あとからかかるお金が分からないまま決めてしまうことです。この記事の9つの項目に、書面ではっきり答えてもらえるかどうかで比べてみてください。
見積もりを比べるときは、どこを見ればいいですか?
最初にかかるお金だけでなく、「月額 × 続けるつもりの月数」と、月額に含まれないもの(直しの追加料金、サーバー代など)を足した総額で比べます。あわせて、最低契約期間と、やめたときにアドレスやデータがどうなるかを確かめます。
お店のアドレス(ドメイン)が誰の名義か、自分で確かめられますか?
「.jp」で終わるアドレスや「.com」など一部のアドレスは、JPRSの「JPRS WHOIS」で、登録者が誰かを調べられます。分からないときは、制作を頼んだ業者に「登録者は誰になっていますか」と聞いてみてください。
もうリース契約をしてしまいました。途中でやめられますか?
経済産業省・中小企業庁のちらしでは、リース契約は契約したあとに途中でやめることはできず、お店(個人事業者を含む)としての契約にはクーリング・オフも適用されない、と説明しています。「今のリースはこちらで解約しておきます」と言われても、契約の当事者でない人が勝手に解約することはできません。まず契約書で、相手・総額・期間を確かめてください。
「検索で上位に出します」と約束されました。信じていいですか?
Googleは、Googleで一番上に出ることは誰にも保証できない、と説明しています。順番を保証すると言う業者には注意するよう、Google自身が呼びかけています。私も、検索の順番をお約束することはできません。
やましなWebでは、やめたときにデータをもらえますか?
いいえ。ご解約時に制作したホームページのデータはお渡ししていません。改めてホームページが必要になった際は、新たに制作をご依頼いただくことになります。最低契約期間はありません。いつでもご解約いただけます。解約手数料もいただきません。

お手元の見積もりや契約書で、分からないところはありませんか。この記事の項目に沿って、一緒に確かめることもできます。ご相談は無料です。

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