COLUMN

Googleアナリティクスの見方|お店の人が見る画面は、この5つだけ

公開日 / Googleのヘルプ(画面の名前)を確認した日

ホームページのレポートを確認し、ノートにメモする女性店主の水彩イラスト

Googleアナリティクスを入れてもらったけれど、開いてみると画面にいろいろな数字や名前が並んでいて、どこを見ればいいのか分からない。そんな方のための記事です。

お店の方が見るのは、全部の画面のうち、ほんの数か所です。この記事では、その5つに絞って、開き方と見方をまとめました。画面の名前は、2026年10月11日時点のGoogleの公式ヘルプの書き方に合わせています。

先に結論

  • 見る画面は5つ。全体のまとめ、どこから来たか、よく見られたページ、スマホとパソコンの割合、どの地域の人かです。
  • 年齢・性別、リアルタイム、細かい分け方の機能は、最初は見なくて困りません(私の考えです)。
  • 期間は、画面の右上の日付で決めます。毎回同じ長さで見ると、変化が分かります。

見た人の数(ユーザー)や、数字がぴったりにならないわけ、前の月との比べ方は、ホームページを見た人の数を確かめる方法にまとめています。この記事では繰り返しません。

アナリティクスを使っていることを、ホームページに書いておく必要があるのかは、個人のお店のホームページに、プライバシーポリシーは要る?にまとめています。

5つの画面と、答えてくれること

画面の名前は[ ]で書きます。まず、知りたいことと画面の組み合わせです。

  1. まず全体を一目で見たい

    [レポートのスナップショット]

  2. どこから来た人が多い?

    [集客]>[トラフィック獲得]

  3. どのページがよく見られた?

    [エンゲージメント]>[ページとスクリーン]

  4. スマホとパソコン、どちらが多い?

    [ユーザーの環境]>[概要]

  5. どの地域の人が見ている?

    [ユーザー属性]>[概要]

画面の左の並びは、人によって違います

Googleアナリティクスでは、左のナビゲーションに、関連するレポートが「コレクション」というグループごとにまとめて出ます。どの概要レポートが出るかは、アナリティクスのセットアップの仕方によって変わる、とGoogleは説明しています。[出典1]見当たらないときは、ホームページを作った人に聞いてみてください。

左の[レポート]を押すとレポートの一覧が出る、という基本はホームページを見た人の数を確かめる方法にまとめています。

1. まず全体を見る:[レポートのスナップショット]

  1. 左の[レポート]を押す[出典2]
  2. 最初に出る[レポートのスナップショット]を見る。左のナビゲーションにある最初のレポートで、ホームページ全体のまとめの画面です[出典3]

スナップショットには、[ユーザー行動][売上と収益][マーケティングのパフォーマンス]の3つのテンプレートがあります。[出典3]

やましなWeb

私の考え

ネットで商品を売っていないお店は、[ユーザー行動]のまとめを見れば、まず足ります。ここで「なんとなく増えた・減った」をつかんで、気になったら次の画面に進みます。

2. どこから来たかを見る:[トラフィック獲得]

検索、SNS、ほかのサイトから、お店のホームページへ来る入口を表した水彩イラスト
検索SNSほかのサイト
お店のホームページ
ホームページへ来る入口の例です(説明用のイラスト)。

左のメニューの並びは人によって違います。やましなWebの画面では、[集客]ではなく、[ビジネス目標]>[見込み顧客の発掘]>[トラフィック獲得]の下に出ていました(2026年10月に確認)。[集客]が見当たらないときは、画面の上にある検索ボックスで「トラフィック獲得」を探してください。検索ボックスでは、レポートや管理ページを探せます。[出典4]

  1. 左の[レポート]を押し、[集客]>[トラフィック獲得]を押す[出典5]
  2. 表に並んだ「セッションのデフォルト チャネル グループ」を見る。チャネルとは、来た入口の分け方のことです[出典5]

このレポートには、新規ユーザーとリピーターのアクセス元が出ます。[出典5]ちなみに、新しい人が最初にどこから来たかを見る[ユーザー獲得]という別のレポートもあります。違いは、ユーザー獲得は新規ユーザー単位、トラフィック獲得は新しく始まったセッション(来た回数)単位で数えることです。[出典6]

入口の名前の意味

実際の画面で見る場所

やましなWebのGA「トラフィック獲得」の表。Direct、Organic Search、Referral、Unassignedと、それぞれのセッション数が並ぶ実画面
1:来た入口の名前 2:セッション数(来た回数)
同じ行の入口と回数を見比べます。「Organic Search」は検索からの入口です。やましなWebの2026年9月23日〜10月20日の画面です(10月21日撮影)。画像を押すと拡大できます。

画面では英語の名前で出ます(2026年10月、やましなWebの管理画面で確認)。意味はGoogleのヘルプの説明を言い換えたものです。[出典7]

Organic Search ヘルプでは「オーガニック検索」
Googleなどの検索から来た人です(広告ではないリンク)。Googleの「AIによる概要」「AIモード」から来た人も含まれる、とヘルプにあります。
Direct ヘルプでは「直接」
保存してあったリンクから、またはアドレスを入れて来た人です。
Referral ヘルプでは「参照」
ブログやニュースサイトなど、ほかのサイトの広告ではないリンクから来た人です。
Organic Social ヘルプでは「オーガニック ソーシャル」
FacebookなどのSNSの、広告ではないリンクから来た人です。
Paid Search ヘルプでは「有料検索」
検索エンジンの広告から来た人です。
Email ヘルプでは「メール」
メールの中のリンクから来た人です。
Unassigned ヘルプでは「unassigned」
どの入口の決まりにも当てはまらなかったときに使われる値です。
やましなWeb

私の考え

お店のホームページなら、まず見るのは「Organic Search(検索から)」と「Direct(直接)」の2つです。「Organic Search」が増えていれば、検索で見つけてもらえている合図です。名刺・チラシ・お店の看板でアドレスを知った人は、「直接」に入ることが多いと考えています。

チラシのQRコードから来た人だけを数えたいときは、アドレスに目印をつける方法をチラシのQRコードから、何人がホームページに来たかを確かめる方法|アドレスに目印をつけて、Googleアナリティクスで見るにまとめています。

検索から来た人が、どんな言葉で探していたかは、別の道具(Search Console)で見ます。お客さんが検索した言葉を見る方法にまとめています。

3. よく見られたページを見る:[ページとスクリーン]

  1. 左の[レポート]を押し、[エンゲージメント]>[ページとスクリーン]を押す[出典8]
  2. 表の上から、見られた回数の多いページを見る。ウェブサイトのページと、アプリの画面のデータが出る画面です[出典8]

ページの並べ方は、「ページパス」(ページのアドレスの後ろの部分。例:/ryoukin/)か、「ページタイトル」(ページの題名)から選べます。題名は、ページの裏側の「title」という欄に書いてあるものです。[出典8]

実際の画面で見る場所

やましなWebのGA「ページとスクリーン」の表。左にページタイトル、右に表示回数が並ぶ実画面
1:ページの名前 2:表示回数
同じ行の名前と回数を見比べます。やましなWebの2026年9月23日〜10月20日の画面です(10月21日撮影)。画像を押すと拡大できます。
やましなWeb

私の考え

お客さんに見てほしいページ(料金・メニュー・アクセス・予約)が、上のほうに入っているかを見ます。入っていなければ、そのページへの入り口(トップページの案内など)が分かりにくいのかもしれません。入っていても、それだけで電話や予約につながったとは言えません。

4. スマホとパソコンの割合を見る:[ユーザーの環境]

木の机に並べたノートPCとスマホを操作する手元を、上から見た写真
見る人が使う機器に合わせて、お店のホームページが読みやすいか確かめます。
  1. 左の[レポート]のなかの[ユーザー]コレクションで、[ユーザーの環境]>[概要]を押す[出典9]
  2. 「デバイス カテゴリ」別のユーザー数を見る。デバイスとは、見ている機器のことで、「パソコン」「モバイル(スマホ)」「タブレット」に分かれます[出典10]

この画面は、ブラウザ・画面の大きさ・OSなど、見ている人の機器の様子を知るためのレポートです。[出典10]

やましなWeb

私の考え

スマホで見る人が多ければ、ホームページはスマホの画面で読みやすいかを、一度自分のスマホで確かめるとよいと思います。割合は、お店の種類や、チラシ・SNSなどの配り方で変わります。

スマホで見たときの、メニュー・料金表の見せ方のコツは、メニュー・料金表をスマホで見やすく伝えるコツにまとめています。

スマホでホームページを開くのに時間がかかっていないかを確かめるときは、ホームページの表示が遅いかを自分で確かめる方法にまとめています。

5. どの地域の人が見ているかを見る:[ユーザー属性]

  1. 左の[レポート]のなかの[ユーザー]コレクションで、[ユーザー属性]>[概要]を押す[出典11]
  2. 「国別のアクティブ ユーザー数」と「都市別のアクティブ ユーザー数」のカードを見る。国や都市ごとの、利用した人(アクティブ ユーザー)の数が出ます[出典11]

数字の見方で気をつけること

  • 地域の情報は、アクセスした機器のIPアドレス(ネットの上の番号)から自動で取られます。Googleは、IPから導いた地域の情報は必ずしも正確ではない、と書いています。[出典13]
  • この画面には、ユーザー属性のデータの共有に同意した人の集計だけが入ります。人数が少ないときは、人が特定されないよう、一部の数字が出ないことがあります。[出典12][出典15]
やましなWeb

私の考え

近所のお店なら、「日本の、自分の地域の名前が上のほうに出ているか」の目安として見ます。1つの都市の数字にこだわらず、毎月同じ見方で、近くの人が来ているかを確かめるのに使います。

期間を変える

どの画面でも、右上の日付のところを押して、期間を選びます。[過去 7 日間]などから選ぶか、カレンダーで範囲を決め、[適用]を押します。期間を変えると、ほかのレポートも同じ期間になります。[出典14]

前の月や去年と並べて比べる[比較]のやり方と、毎月の見方は、ホームページを見た人の数を確かめる方法にまとめています。人数が少なくて数字が出ないときは、期間を長くすると出ることがあります。[出典15]

見なくてよいところ(私の考え)

画面にはほかにもたくさんの項目があります。次のものは、最初は見なくて困らない、と私は考えています。

  • [売上と収益]のテンプレート

    レポートのスナップショットには、[ユーザー行動]のほかに[売上と収益][マーケティングのパフォーマンス]のテンプレートがあります。ネットで商品を売っていないお店は、まず[ユーザー行動]だけで足りると私は考えています。 [出典3]

  • 年齢・性別・興味や関心

    Googleは、年齢・性別・興味や関心は、Googleの追加の設定(Google シグナル)を有効にすると自動で入り、人数が少ないと一部が出ないことがあり、判断できないときは「不明」と出る、と書いています。毎月の判断の根拠にしにくいので、お店の方は最初は見なくてよいと私は考えています。 [出典12]

  • リアルタイム

    「今、何人いるか」を見る画面です。期間を選ぶところがないので、月ごとの変化を見る目的には向きません。 [出典14]

  • 細かい分け方・探索・設定

    画面には、もっと細かく分ける機能がたくさんあります。最初は触らなくて困りません。毎月同じ5つの画面を同じ期間で見るほうが、変化に気づけると私は考えています。

ホームページから電話や問い合わせが何件あったかを数えるときは、ホームページから電話・問い合わせが何件来たかを数える方法|まず手書きの表、次にGoogleアナリティクスにまとめています。

毎月のやり方(私の考え)

スマホを横に置き、ペンでノートに書き留めている手元
月に一度、同じ期間で見返し、気づいたこととその月にしたことを書き留めます。

月に1回、同じ期間(先月1か月)で、5つの画面を順に開きます。書き留めるのは、次の表の3つだけで足ります。

月いちばん多い入口いちばん見られたページスマホの割合(多い・同じくらい・少ない)その月にしたこと

数字は入れていない、書き込み用の形です。

マップの側の数字(お店の情報が見られた回数・電話の数)は、マップで見られた回数・電話の数を見る方法にまとめています。

私(やましなWeb)がしていること

手厚めプランの月額には、次のものが含まれています。

  • 月次アクセスレポート

料金は料金プランにまとめています。

よくある質問

左のメニューに、[集客]や[ユーザー]が見当たりません。
Googleによると、左のナビゲーションに出るレポートは、アナリティクスのセットアップ(設定)の仕方によって変わります。見当たらないときは、ホームページを作った人に、どのレポートが出る設定になっているか聞いてみてください。
[トラフィック獲得]と[ユーザー獲得]は、何が違いますか?
Googleは、ユーザー獲得は新規ユーザーを、トラフィック獲得は新しく始まったセッション(来た回数)を単位にして数える、と説明しています。新しい人が最初にどこから来たかを知りたいときは[ユーザー獲得]、毎回の来た入口を見たいときは[トラフィック獲得]です。
「Unassigned」と出ています。
Googleは、「unassigned」(画面では「Unassigned」)は、どの入口の決まりにも当てはまらなかったときに使われる値だ、と説明しています。ここに多く出ているときは、ホームページを作った人に見てもらってください。
「/ryoukin/」のような記号のページ名が出てきて、分かりにくいです。
[ページとスクリーン]では、ページを「ページパス」(ページのアドレスの後ろの部分)か「ページタイトル」(ページの題名)で並べられます。題名のほうが分かりやすいことが多いと私は考えています。Googleの説明では、ページタイトルはHTMLの title タグで決まります。
都市の名前が、実際のお客さんの住んでいる場所と違います。
Googleは、地域の情報はアクセスした機器のIPアドレス(ネットの上の番号)から取っており、必ずしも正確ではない、と書いています。1つ1つの都市の数より、「近くの人が多いか」の目安として見るのがよいと私は考えています。

Googleアナリティクスを開いてみたけれど、見方が分からない。そんなときは、画面を一緒に見ながらお話しします。ご相談は無料です。

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