COLUMN
インスタグラムだけで足りる?ホームページとの使い分け|足りやすいお店と、ホームページがあると助かるお店
インスタグラムは毎日のように更新している。それなら、ホームページは要らないのでは。そう迷っている店主のための記事です。
私の考え
私(やましなWeb)はホームページを作る仕事をしているので、ホームページ寄りの言い方になりやすい立場ですが、インスタとGoogleマップだけで足りるお店のことも、はっきり書きます。
この記事は、フォロワーや問い合わせが増える、と約束するものではありません。公式の説明で確かめられることには出典を付け、それ以外は「私の考え」と分けています。
先に結論
- インスタとGoogleマップだけで足りるお店もあると、私は考えています。お客さんの質問が少なく、営業時間と場所が分かればよい、メッセージや電話で足りている、というお店です。
- ホームページがあると助かるのは、料金やプランの説明が要る、予約の前に同じ質問がよく来る、会社や団体のお客さんがいる、人を募集している、というお店です(私の考えです)。
- 公式の説明で言えるのは、インスタには連絡先ボタンやウェブサイトのリンクがあること。[出典1]Google検索は、ウェブのページを集めて、検索したことばに一致するページを返すこと。[出典4]
- 迷ったら、どちらかを選ぶのではなく、つなげて使うことから始められます。
① 3つの道具の、それぞれ得意なこと
お店の情報を出す場所は、インスタグラム、Googleマップ、ホームページの3つが多いと思います。それぞれ、得意なことが違います。以下は私の考えです。
写真で雰囲気を伝える。必要な情報をまとめておく。
カフェを例に、私ならこう使い分けます。
ご来店の前に
- 料金・メニュー
- 内容・税込価格・追加料金の条件
- 営業時間
- 曜日ごとの時間・定休日
- アクセス
- 住所・最寄り駅・駐車場
写真は説明用の参考例です。撮影:Rashed Moslem/Nguyen Phuc Hau(Unsplash)
インスタグラム
見てもらい、近づく
- 写真と動画で、お店の雰囲気を伝える
- 新商品や今日のおすすめを、手軽に知らせる
- フォローしてくれた人に、続けて届く
- メッセージ(DM)で、気軽に聞いてもらえる
Googleマップ
近くで探している人に見つけてもらう
- 場所・営業時間・電話・口コミを見せる
- 道順をすぐ案内できる
- 「いま行ける店」を探す人に向いている
ホームページ
決めた情報を、1か所に置いておく
- 料金・メニュー・アクセス・よくある質問・方針を、まとめて置く
- お店の名前以外のことばで探す人の入口になりうる
- フォームで、必要な情報を先に聞ける
- 1つのサービスの決まりに左右されにくい
私の考え
3つは、どれか1つを選ぶものではなく、役割が違うものだと思います。たとえば、インスタは「見てもらって、近づく」、マップは「近くで探している人に見つけてもらう」、ホームページは「決めた情報を、1か所に置いておく」。お店によって、どれが要るかが変わります。
② インスタグラムが得意なこと(公式の説明)
Instagramのヘルプセンターに書かれている範囲で紹介します。画面や機能は変わることがあります。
- お店向けのアカウント:プロアカウントのうち、ビジネスアカウントは、小売店、ローカルビジネス、ブランド、組織、サービスプロバイダーに最適、とあります。設定すると、アカウントの成長、収益化、広告の作成、成長の把握、メッセージの管理に役立つ機能を利用できるようになる、とも書かれています。[出典1]
- 連絡先ボタン:プロアカウントに[連絡先]ボタンを追加して、プロフィール上部に表示できます。道順、電話番号、メールアドレスを登録できる、とあります。[出典1]
- 数字を見る:インサイトでは、フォロワーに関する情報や、フォロワーがオンラインの時間帯などを知ることができる、とあります。[出典1]
- ホームページへのリンク:プロフィールには、ウェブサイトを5つまで追加できます。Instagram内外の誰でも、このウェブサイトを見ることができる、とあります。[出典2]
- 検索エンジンとの関係:プロアカウントの「発見を促進」には、投稿やリール動画が検索エンジンの結果に表示されるため、Instagram外の人でもコンテンツをより簡単に発見できる、とあります。[出典1]別のページには、検索エンジンによってコンテンツのインデックスが登録された場合、検索エンジンの結果に表示されることがある、とあります。[出典3]
どの検索のことばで、何番目に出るかは、これらのページには書かれていません。
私の考え
インスタは、写真で雰囲気を伝えて、フォロワーに新しいお知らせを届けるのが得意です。更新を続けられるお店には、心強い道具だと思います。ただ、「お店の名前以外のことばで探している人」に、投稿が届くかどうかは、上のとおり公式の説明では分かりません。そのため、検索で見つけてもらう入口を、インスタだけに頼れるかどうかは、私には言えません。
③ ホームページが得意なこと
Googleの検索セントラルには、Google 検索は完全に自動化された検索エンジンで、「ウェブ クローラー」というソフトウェアを使って定期的にウェブを探索し、見つけたページを Google のインデックス(集めたページの記録)に登録している、とあります。[出典4]ユーザーが検索語句を入力すると、インデックスで一致するページが検索され、関連性が高く高品質であると判断された検索結果が返される、ともあります。[出典4]
ただし、ページがクロールされてインデックスに登録され、検索結果に表示される保証はない、とも書かれています。[出典4]ホームページを作れば、検索に出る、とは言えません。
私の考え
私は、ホームページの強みを、次の2つだと考えています。1つめは、料金・メニュー・アクセス・営業時間・よくある質問・個人情報の方針などを、自分で決めた形で、1か所にまとめて置いておけること。投稿のように流れていかないので、「いつも同じ答え」の情報に向いています。2つめは、1つのサービスの決まりや仕組みの変更に、左右されにくいことです。どちらも、公式の説明ではなく、私の考えです。
④ Googleマップは、3つめの道具
Googleマップに出るお店の情報には、営業時間・電話番号・口コミなどがあります。Googleのヘルプには、ウェブサイトの欄には、「http://」または「https://」を含む完全な URL を入力する、とあります。[出典5]マップの情報から、ホームページへ行ってもらうこともできます。
マップとホームページの使い分けは、マップの情報とホームページの使い分けにまとめています。マップにお店を載せる方法は、Googleマップにお店を載せる方法にまとめています。この記事では、くわしく書きません。
⑤ 足りるお店と、助かるお店の分け方
私の考え
次の7つの項目で、お店はどちらに近いかを見てください。当てはまる数が多いほうが、今のお店に近いと思います。公式の基準ではなく、私の考えです。
料金・内容の説明
お客さんの種類
申し込み・予約
人の募集
更新の量
見つけてもらうきっかけ
私の考え
左(足りやすい)に多く当てはまるなら、いまは、インスタとマップを続けるのがよいと思います。困りごとが出てきたとき(同じ質問が増えた、会社からの問い合わせが来た、など)に、ホームページを考えても遅くありません。右(助かる)が多いなら、ホームページを作る意味が出てきます。どちらにも同じくらい当てはまるときは、まず、インスタとマップをそろえてから考えるのも、1つの進め方です。
⑥ いっしょに使うときにすること
インスタグラム
写真・新しいお知らせ
ホームページ
料金・メニュー・予約案内
Googleマップ
場所・営業時間・道順
インスタ ⇄ HPプロフィールからHPへ。HPからは、写真や新しい投稿へ。
マップ → HP店舗情報のウェブサイト欄から、詳しい料金や予約案内へ。
私の考え
ホームページがあるお店も、インスタだけのお店も、次の4つは、今日から確かめられます。
-
インスタのプロフィールに、ホームページのアドレスを入れる
投稿を見て気になった人が、料金や予約のしかたを、すぐ確かめられます。
-
ホームページから、インスタのページに行けるようにする
写真や新しいお知らせを見たい人の行き先になります。ホームページの上のほうか、いちばん下に、リンクを置きます。
-
営業時間・定休日・電話番号を、どこでも同じにする
インスタ・マップ・ホームページで、1つでも古い情報が残っていると、お客さんが迷います。変えるときは、3つ全部を見直します。
-
更新する順番を決める
新しいお知らせはインスタ、変わらない情報はホームページ、と分けておくと、続けやすくなります。
インスタのプロフィールには、ウェブサイトを5つまで追加でき、誰でも見られます。連絡先ボタンには、道順・電話番号・メールアドレスを登録できます。[出典2]登録した番号が、ホームページの番号と同じかも、見てください。
情報が古いままになっていないかを確かめるときは、ホームページが古いと感じたら最初に直すところにまとめています。
インスタの投稿文やプロフィールの文を、AIに手伝ってもらって書くときに、載せる前に確かめることは、AIでお店の紹介文を書くときに気をつけることにまとめています。
約束できないこと
ホームページを作れば、フォロワーや問い合わせが増える、とは約束できません。インスタを続ければ、検索で上に出る、とも言えません。公式の説明は変わることがあるので、最新の内容は、それぞれのページで確かめてください。
ホームページを頼むことになったときは、契約の前に確かめることを、契約の前に確かめる項目にまとめています。
私(やましなWeb)がしていること
手厚めプランの月額には、次のものが含まれています。
- 問い合わせフォーム(メール+LINE通知)
- スマホ対応・表示速度・構造化データ対応
今のインスタとマップの使い方を、画面を見ながら一緒に確かめて、ホームページが要るかどうかも、ご相談のときに一緒に考えます。料金は料金プランにまとめています。
よくある質問
- インスタだけで、お客さんは来ますか?
- 来るお店もあると思いますが、約束はできません。Instagramのヘルプには、プロアカウントの機能が書かれていますが、フォロワーや来店が増える、という説明はありません。お客さんの質問が少なく、メッセージや電話で足りているお店は、インスタとGoogleマップで足りやすいと私は考えています。
- インスタの投稿は、Google検索に出ますか?
- Instagramのヘルプには、プロアカウントの「発見を促進」で、投稿やリール動画が検索エンジンの結果に表示されるため、Instagram外の人でも発見しやすくなる、とあります。また、検索エンジンによってコンテンツのインデックスが登録された場合、検索エンジンの結果に表示されることがある、とも書かれています。ただ、どの言葉で、何番目に出るかは、書かれていません。検索で見つけてもらう入口を、インスタだけに頼れるかどうかは、言えません。
- ホームページとインスタ、どちらを先にしたほうがいいですか?
- 今すでに続けられているほうを、先にするのがよいと私は考えています。表に当てはまる項目が、ホームページ側に多くなってから、作ることを考えても、遅くありません。やましなWebはホームページを作る事業者なので、ホームページに有利な言い方になりやすい点は、ご承知おきください。
- インスタのプロフィールに、ホームページのアドレスは入れられますか?
- Instagramのヘルプには、プロフィールにはウェブサイトを5つまで追加でき、Instagram内外の誰でも、このウェブサイトを見ることができる、とあります。プロアカウントには、道順・電話番号・メールアドレスを登録できる[連絡先]ボタンもあります。ホームページと同じ番号・同じ情報になっているかを、確かめてください。
- ホームページを作ると、インスタのフォロワーは増えますか?
- 増える、とは言えません。この記事で使った公式の説明には、ホームページとフォロワーの数の関係は書かれていません。この記事は、フォロワーや問い合わせが増えることを約束するものではありません。
インスタとマップだけで足りるか、ホームページが要るか、迷っている。そんなときは、今の使い方を見ながらお話しします。ご相談は無料です。
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