COLUMN

メニュー・料金表を、スマホで見やすく伝えるコツ|文字で載せる・税込で書く・マップにも入れる

公開日 / 公式の説明を確認した日

木のテーブルにパスタ、紙のメニュー、料理一覧を表示したスマホが並ぶ、人物と文字のない水彩画

ホームページに料金表を載せたら、「スマホだと字が小さくて読めない」と言われた。紙のメニューを写真に撮って載せたけれど、これでいいのか分からない。

この記事では、メニューや料金表をスマホで見やすく伝えるコツを、デジタル庁・国税庁・Googleの公式の説明で確かめられたことと、私の考えに分けてまとめました。

先に結論

  • ホームページでは、品名と値段を写真ではなく文字で書きます。文字なら、大きくしても読めます。
  • スマホでは、1品を1行にして、横に長い表を避けます(私の考え)。
  • お客さんに見せる値段は、税込(消費税を含めた値段)で書きます。
  • Googleマップのお店の情報にも、飲食店ならメニュー欄、サービス業ならサービス欄に、値段を入れられる場合があります。

写真のメニューと、文字のメニュー

同じメニューでも、スマホで開くと見え方がこれだけ変わります(図です。実際のお店の画面ではありません)。

紙のメニューを撮った写真がスマホに表示され、小さな文字を読むために指で広げようとしている水彩イラスト

× 紙のメニューを写真で

字が小さく、指で広げないと読めない。広げると端が切れる

片手で持ったスマホの水彩イラスト。画面には文字で書いたメニューが並んでいる

定食

◯◯定食
◯◯円(税込)
△△定食
◯◯円(税込)

ドリンク

□□
◯◯円(税込)

○ 文字で、1品1行

そのまま読める。文字を大きくしても崩れない

ホームページに載せるときのコツ

出典の付いていないものは、私の考えです。

  1. 品名と値段は「文字」で書く

    デジタル庁は、写真などの画像には、それと同じ役割を果たす文(代替テキスト)を付けることを、必ず守ることとしています。画面を目で見られない人には、写真の中の文字はそのままでは伝わらないからです。メニューなら、はじめから文字で書いてしまうのがいちばん確実だと私は考えています。 [出典1] [出典2]

  2. 文字を大きくしても崩れないようにする

    デジタル庁は、文字の大きさを2倍(200%)にしても、文字が重なったり切れたりしないことを、必ず守ることとしています。写真のメニューは、指で広げないと読めないことが多く、広げると端が切れてしまいます(私の考え)。 [出典1]

  3. 色だけで区別しない

    「赤字はおすすめ」「緑は季節限定」のように、色の違いだけで伝えるのは避けるよう、デジタル庁は書いています。「おすすめ」「季節限定」と文字を添えます。 [出典1]

  4. スマホとパソコンで、載せる中身を同じにする

    Googleは、スマホ向けのページにもパソコン向けと同じ中身を入れるよう勧めています。「スマホでは料金表を省く」は避けます。 [出典3]

  5. 1品を1行に。横に長い表にしない 私の考え

    スマホの画面は縦に長く、横に狭いです。品名・量・値段を横に何列も並べるより、1品ずつ「品名」と「値段」が並ぶ形のほうが、指を動かさずに読めます。

  6. 種類ごとに見出しで分ける 私の考え

    「定食」「一品」「ドリンク」、サービスなら「カット」「カラー」のように分けて、見出しを付けます。上から読んでいって、探しているものの場所が分かります。

  7. 条件つきの値段は、表の下に文章で 私の考え

    「◯◯の場合は別料金」「量によって変わる」などの条件は、表の中に小さく書くより、表のすぐ下に文章で書くほうが読み落とされません。

条件つきの値段が多い仕事で、Googleマップの情報だけでは伝えきれないときに、ホームページを持つかどうかの考え方は、マップの情報とホームページの使い分けにまとめています。

メニューの説明文や料理の紹介文を、AIに手伝ってもらって書くときに、公開する前に確かめることは、AIでお店の紹介文を書くときに気をつけることにまとめています。

値段は税込(総額)で書く

国税庁によると、お店がお客さんにあらかじめ値段を見せるときは、消費税を含めた値段(税込)を表示する決まりです(総額表示)。店頭・チラシ・広告など、見せ方は問いません。[出典4]

国税庁が、認められる書き方として挙げている例です(消費税10%の場合)。

  • 11,000円
  • 11,000円(税込)
  • 11,000円(税抜価格10,000円)
  • 10,000円(税込価格11,000円)

一方で、値段を表示していない場合や、口頭で伝える値段までは対象にならない、とも書かれています。[出典4]

国税庁は、令和9年4月1日から令和11年3月31日までの2年間、飲食料品の消費税率が引き下げられ、飲食料品の値段の表示に特例が設けられると案内しています。飲食のお店は、その時期が近づいたら国税庁の案内を確かめてください。[出典4]

Googleマップのお店の情報にも入れる

飲食のお店:メニュー欄

Googleのお店の情報には、飲食のお店向けにメニューの欄があり、品名・説明・値段を入れられます。「前菜」「デザート」のような区切り(セクション)で分けることもできます。Googleで自分のお店を開き、[メニューを編集]から、[メニュー アイテムを追加][メニュー セクションを追加]で入れて[保存]します。直した内容が出るまで、24〜48時間ほどかかることがあります。[出典5]

写真と一緒に、品名・説明・値段を用意する

入力する内容の整理例です。実際のGoogleの管理画面ではありません。

料理の写真 ケーキとアイスコーヒーのセットの参考写真
入力する内容
品名
コーヒーとケーキのセット
説明
ケーキ1切れと、アイスコーヒーのセットです。
値段
◯◯円(税込)

サービス業:サービス欄

サービス業などでは、[サービスを編集]から、サービスごとに説明や値段を載せられる場合があります。自分で名前を付けたサービスを足すときは、名前の中に値段や電話番号を入れないよう決められています。値段は、値段の欄に入れます。[出典6]

お店の情報の本人確認(オーナー確認)がまだのときは、Googleマップにお店を載せる方法にまとめています。料理や商品の写真もあわせて載せるときの撮り方は、料理・商品の写真をスマホで撮るコツにまとめています。

私(やましなWeb)がしていること

手厚めプランの月額には、次のものが含まれています。

  • 文章・写真の差し替え 月5回まで(依頼から3営業日以内に対応)
  • スマホ対応・表示速度・構造化データ対応

メニューや値段が変わったときの書き換えも、ご相談ください。料金は料金プランにまとめています。

よくある質問

紙のメニューを写真に撮って載せるだけでは、だめですか?
載せてもかまいませんが、同じ内容を文字でも書いておくことをおすすめします。デジタル庁は、画像には同じ役割を果たす文(代替テキスト)を付けることを、必ず守ることとしています。メニューの写真なら、その文はメニューそのものになります。
値段を税抜で書いてもいいですか?
国税庁によると、お客さんにあらかじめ値段を見せるときは、消費税を含めた値段(税込)を表示する決まりです。「11,000円(税抜価格10,000円)」のように、税込の値段と並べて税抜の値段を書くことは認められています。
値段がよく変わるので、ホームページに値段を書きたくありません。
国税庁は、値段を表示していない場合にまで、税込の表示を義務付けるものではないとしています。値段を書かない選択もできます。その場合は「お問い合わせください」など、どうすれば値段が分かるかを書いておくと親切です(私の考え)。
Googleマップにメニュー欄が出てきません。
Googleのメニュー欄は、飲食のお店で使える機能です。サービス業などでは、代わりに「サービス」の欄で、サービスごとに説明や値段を載せられる場合があります。
PDFのメニューを置くのはどうですか?
スマホでPDFを開くと、指で広げながら読むことになりやすいので、私はおすすめしていません。置くなら、同じ内容をページの文字でも書いておきます。

料金表がスマホで読みにくいと言われた、メニューをどう分ければいいか迷う。そんなときは、今のホームページを見せていただいてから、必要なことだけをお伝えします。ご相談は無料です。

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